木枯らしが吹くとあっという間に12月になっていて、ダウンのコートを着て街に繰り出すとクリスマスソングが流れてきて今年も終わりだなぁ、とかセンチメンタルになって。そして、あっという間にニューイヤーになって日常に戻っていく。毎年少し違うけどこの繰り返し。

それでも毎年変わらない聴きたくなるプレイリストがある。

という事で、僕の永久保存版クリスマスに聴きたくなるプレイリスト永久保存版です。

先に言っておくとマライアキャリーとWham!のラストクリスマスは落選です。まぁ、iPodやサブスクリプションなら垂れ流しでもいいんですが、クリスマスくらいいい音で聴きたいという事でCD以上の音源のアルバムを想定しています。なので先の二組はアルバム通して聴くには辛いものがあるのでw

それでは参ります。

Bing Crosby / White Christmas 

これは定番中の定番というか、ここからすべて始まるような一枚ですね。とりあえずクリスマス時期にはかけずにはいられない一枚です。名曲という範疇を越え人類のDNAに刻まれた名曲「White Christmas」を初めに歌って収録したのがこのBing Crosby(ビング・クロスビー)と言われてます。そしてシングル売り上げは全世界で5000万枚と言われギネス記録になっています。1942年の発売ですので少し音源は古いと感じるかもしれません。なんせ第二次世界大戦中の発売ですw 日本ではラジオで軍歌が流れていた時代です。確かに聞き苦しいところは多少ありますが伝説だからよしとしましょう。マイクで歌を収録する事自体珍しい時代ですし、マルチトラックレコーディングもない時代です。モノラルでミックスの一発録りとか今からするとチビっちゃいますねw ちなみにこれ以前のシンガーはマイクを使って歌う事がなかったのでクラシックのシンガーのように地声ではなく精一杯声を張り上げる歌唱法でした。マイクで拡声する事を前提に地声で声を張り上げずに歌ったのがBing Crosbyが初めてと言われています。

少し、技術的な話をすると彼のような滑らかで膨よかな中低音のボーカルはデジタルだと録りきれないなぁ、と思います。多分胴鳴りの帯域はおそらくデジタルでサンプリングする際に一番削ぎ落とされるのではないかと思います。アナログレコード時代でしかあり得ないシンガーだなと思います。Mp3やサブスクリプションだと彼の声の暖かさは伝わらないのではないでしょうか。CDでも魅力100%かというと90%くらいです。そもそもこのCDを買ったのは師匠にレコードで聴かせてもらって感動したからなんですが、買ってびっくりそんな感動はどこにもありませんでした。まぁ、読書しながらかける程度には最高の内容ですけどね。

もしレコードの再生環境があるなら、是非レコード盤で聞いてほしいです。簡易なターンテーブルなら結構安いですので手に入れてみてもいいかもしれませんね。このジャケットを飾るだけでクリスマス感が満載になりますw

The Singers Unlimited / Christmas

The Singers Unlimitedは主に1970年代に活躍したジャズコーラスグループで、このアルバムと「A Capella」が代表作にあります。このアルバムも全編アカペラです。

このアルバムの魅力は何と言ってもコーラスの美しさにあります。クリスマスの清浄さ荘厳さ温もりをシンプルで外連味なく表現されています。欧米の教会音楽文化の豊かさが濃縮したようなコーラスの世界に浸る事ができます。日本でも色んなコーラスグループがたまにいますがこれ以上に美しいハーモニーを聞いた事がありません。音符の世界を越えた完全な調和(ハーモニー)があります。クリスマスの定番プレイリストを越えてコーラスを追求するならばCSN&Yと併せて必聴の一枚です。僕もたまにクリスマス以外の時にも聴きます。こんなコーラス作ってみたいという夢にも駆られますが、ほんと難しいですね。

さて、これもBing Crosbyと共に師匠にクリスマスになるとレコードで聴かせてもらって毎回ぶっ飛んでたんでCDを買ったんですが、やっぱりこの手の音はデジタルは全然ダメでした。周波数の合間を縫うかすかな余韻みたいな繊細なものはサンプリングの段階で抜け落ちてしまうのが顕著に見えます。MP3とかサブスクリプションは聞いてないですが、魅力の半分も伝わらないかもしれません。完全な調和(ハーモニー)が何か失われてしまっている気がします。

これも是非レコードで聴いて欲しい一枚ですね。クリスマスの夜を静かに奏でるならこのアルバム。

Carole King / A Holiday

Carole Kingは言わずとしれた名盤「Tapestry」をはじめとし、数々の大ヒット曲を世に送り出した世界を代表するシンガー・ソングライターです。そんな彼女のクリスマスアルバムですね。たまたま秋が深まった頃CD屋で発見してなんとなく買ったらこの時期聴くには最高の内容でした。やっぱりたまにはCD屋に足を運んで見るもんだな、と思います。Amazonの商品欄で見ても特に魅力を感じないですから多分CD屋に行ってなければ一生聴かなかったと思います。キャロルキングはもう十分聴きまくった、と思ってましたから。ジャケットの裏面の雪原で犬とキャロルが微笑んでいる写真の雰囲気がよかったので殆どジャケ買いです。

内容はシンガーソングライターらしくアルバムの表題の「A Holiday」らしい空気感が楽曲全体に収録されています。こんなに自然体で音楽を表現できるってほんとアーティストとして羨ましい境地にいるなぁ、と思います。Carole King の音楽のイメージを裏切らない中でいつもと少し違う感じが新鮮でもありました。

これは前2作品とちがって少し元気な作りなになっています。晴れた冷たい朝なんかに珈琲淹れながら聴くと本当に気持ちいいですね。

こちらはアナログ盤も存在しますがCDでいいでしょうw

James Taylor / at Christmas

お次もCarole Kingのお友達ですねw アメリカのシンガーソングライターJames Taylorのクリスマスアルバムです。Carole Kingと共に大好きなアーティストなので僕自身も多大な影響をうけています。僕の中ではシンガーでありギターの名手です。Carole Kingが書いた「You've Got a Friend」が一応代表作になるのでしょうか。とても波乱万丈な人生でそれを題材にして曲を書いていたりするのですがおセンチなところもなくいつでもマイペースなJames Taylorという感じがいいですね。僕の人生の後悔の一つがCarole KingとJames Taylorが二人で来日公演した時に見に行けなかった事です。

さて、このアルバムの内容ですが全体的にはジャズテイストを濃く入れながらもやっぱりJames Taylorですw この人たちは変な力みや売れたいとか上手く歌いたいという欲望を感じさせないので聴いていて邪魔にならずに気持ちいいですね。全体的にジャジーでおしゃれないい感じに仕上がっているのでクリスマス時期のBGMに最適です。街中や街中をドライブ中の車中でもかけたいアルバムです。

真夜中というより昼から夕方にかけて聴きたい一枚です。

 

以上四枚を永久保存版に選びました。個人的にはクラプトンのクリスマスも入れてもいいですけどちょっと内容的にこの4枚には劣る気がしたので入れませんでした。十分聴きどころあるアルバムですけどね。やっぱりクリスマスにはジャズとか黒人シンガーの曲が聴きたくなったりします。そしてクリスマスソングは全部曲がいい。音楽的にもすごく勉強になります。

よきクリスマスを。Merry Christmas.

 

読んでくれてありがとう。

僕はこう思う。

Taiyo Haze


クリスマスのお共に。

 

クラプトンすまん、今回は落選だ。でもジャケットも何気に好きだ

レコードの入門にオススメのターンテーブル

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なんか評価悪いですが、入門用では十二分に使えます。昔兄貴が使ってたやつかな?

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