kaoswayでも短歌や俳句は縦書きで書いているけれど、今この文章は横書きで書いています。

昔から詩や言葉をメモする時も自然と縦書きと横書きを書き分けていました。こんなのことするの僕だけなのかな? だから本当はパソコンでメモを取るのは好きじゃないんです。絶対フィーリングの違いはあるはずと思ってはいたものの、そんなわざわざ主張するほどの事でもないので気に留める事もなく過ごしてました。僕には兄がいて、その兄がプロの家庭教師や塾講をしてて(アメブロ界隈では結構上位にいるらしい。しらんけど)一時塾の独立を画策した時がありました。それは結局うまくはいかなかったのですが、その時助っ人として国語と社会の先公をしてました。今思うとクソロン毛でド派手だったけど、ユニークでいい先生でしたね(自称)。大学受験をしてた頃、世界史、地理だけは得意だったし、現国も浪人生の時にコツを掴んでからは一切勉強しませんでした。昔取った杵柄で余裕だったといえば余裕でしたねw 英語や数学だと話は別ですけど。

さて、そんないい先生をしてた時、授業前近くの喫茶店で珈琲飲みながら予習をしてました(だいたいギリギリ)。すると面白い文章を見つけました。それこそ、ずばり横書きと縦書きの違いに書いた説明文でした。著者や本の名前は文末に書いてあったはずですが、今ではすっかり覚えてません。その文章の要約するとこんな感じです。

縦書きは文章が右から左へ流れていきます。横書きは左から右。その違いにより縦書きは右脳的なイメージを伝えるものに向いている。横書きはよりロジカルな思考を伝えるのに向いている。右脳とか左脳というと眉唾くせぇなとも思いますが、実感としては一致します。

横書きの代表といえば英語です。西欧文化が日本に比べ合理的でロジカルなのは周知の事かと思います。その最たるものがコンピュータプログラムですが、それは全て横書きの英語ですよね。if  a>6 :print ("知らんがな"!) みたいなやつです。もしこれが日本語で構成するとプログラムは成り立ちません。自分の文章を英訳してても思うのがとにかく曖昧な表現が多いのです。この曖昧というのがイメージに訴えるという手法です。例えば上のプログラムを例にすると、これは「もしaが6より大きければ文字列知らんがなと!を表示せよ(print)という命令です。まぁ、なんてことないコードです。これが日本語だと「もしaが6より大きければ文字列知らんがなと!ってやっといて」でも極端な話通じます。あぁ、画面に出せってことね、とだいたいの人は理解できますが、英語にはそもそもこういう代名詞ならぬ代動詞はありません。知らんがなをdoしてって言っても、do? What? とか言われちゃいます。プログラムに曖昧は存在しません。天使のような悪魔の笑顔を直接プログラムで書くことは不可能です。いちいち条件分岐のパラメーターを決めたりして、プログラムの内部では天使か悪魔の笑顔しか存在しません。どちらが優れているという話ではありませんが、横書きはたしかにロジカルで整理にも優れていると思います。出版されている本でも、マニュアル本みたいなものだけが横書きです。

スマホ文化になってますます横書きの文章に触れる機会が多いですが、漫画は伝統的に縦書きで右から左に流れていきます。日本の漫画が海外でも読まれるようになり、横書きの文化に習って左から右へ流れる本も作られたそうですが、どうやら絵の問題もあって右から左へ流れる日本スタイルが定着してきているようです。そういえばアニメや吹き替えの台本も縦書きです。たまに横書きの原稿を渡される事がありますが、なんか読みにくそうにしている風に見えます。とちる、とちらないは別問題ですけどねw もしかしたら、声に出して読む日本語は縦書きが適しているのかな、とも思います。漫画のセリフも頭の中で音をイメージしながら読みますよね。かめはめ波実際に声に出して撃ってみたり。

今では縦書きに触れるのは漫画と本を読む時くらいになってしましましたが、やはり曖昧なイメージを喚起する日本語の表現には縦書きが向いていると思います。僕自身、詩や短歌を書いて考える時は縦書きです。でも、短歌や俳句は頭の中だけで作れるのでスマホのメモアプリ使ってます。より日本的な感性の曲のイメージのメモは縦書きで作って、歌詞にする時横書きに落とし込んでいくというのが多いですね。こんな感じです。字が汚いとか言ったり、精神鑑定はしないでくださいね。

縦書きのメモなんてとってる人は少ないと思います。僕も普通のメモは横書きですし、さっき言った通り歌詞は横書きです。やっぱりロックやポップスは西洋のものなので横書きの方がなぜか合います。アンビエントな音楽なら縦書きもいける気がします。小説を横書きにするのは抵抗ありますが、プレゼン資料は縦書きで作ろうなんて思った事もありません。ただ、ブログで短歌や俳句を載せ始めた時はやはり違和感がありました。だから縦書きを導入しました。これは確かHTML5あたりで本格実装された機能で、HTML5を勉強していた当時は対応しているブラウザが少なく使い物になりませんでした。見れない環境の人がいたらごめんなさい。

ありがたい事にこの縦書きと横書き両方の感性の恩恵を受けられるのは漢字文化で暮らす日本、中国近辺の人だけです。是非とも縦書きと横書きの感性を使い分けてワンランク上の文字文化を育んでいきましょう。

 

読んでくれてありがとう。

僕はこう思う。

Taiyo Haze

 

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