たまにはフリーに時事ネタを語ってみる。

コロナも一応落ち着いてきたのかただ慣れたのか、世界は次の話題へ向かおうとしています。それは環境問題です。

予想はされていましたがいきなり熱いネタになってきました。心優しき反体制なロッカーである僕もグレタ・トゥーンべリさんと共に脱炭素の為に大企業や世界の政治家と闘うべきでしょうか?

否。僕は闘いません。

貴様反体制の仮面を被った奴らの手先か! と思うかもしれませんがそちら側の人間でもありません。僕は金を金で洗う金の亡者も理屈を屁理屈で洗う左翼系’知的バカ’も大嫌いです。

かと言ってEVなんてまやかしだからプリウスに乗ろう! とも言いません。環境問題の観点から言えばガソリン車もEV車(ハイブリット車)もまやかしで目くそ鼻くその違いしかないと思っています。地球の裏側に巨大な穴ぼこ掘ってレアメタルをせっせと巨大トラックやタンカーで運んでさらにそこから巨大な工場で加工、組み立てしてヒャッハーしてエコなわけありません。

個人的な意見としてはエコと自動車については全く別の話として考えるべきです。

でも、僕はどちらかと言うとEV推進派です。もっと僕の立ち位置を明確にするならば内燃機関以外の推進派です。それは来るべき宇宙時代に向けての準備だからです。もし、日本が内燃機関の雄であるガソリン車、またはトヨタの進める水素自動車のような内燃機関の技術に固執するならば宇宙開発の草創期に出遅れるのではないかと思います。宇宙空間には酸素がありません。燃焼には当然酸素を使う事になりますから、宇宙空間ではガソリン車は燃料満タンでも動きません。燃焼させる為にわざわざ酸素を用意する事になります。しかし、宇宙空間で酸素は大変貴重です。それをわざわざ浪費してマシンを動かしたいと思うでしょうか?

EVの雄テスラ社のイーロン・マスクは火星移住計画を公言しています。そしてそれは着実にスペースX社において実現に向かっています。イーロン・マスクの頭の中では火星の道を走るMODEL Sの姿があるはずです。それを可能にするのは宇宙空間(とりあえず太陽系)ならどこでも手に入る太陽光で作る事ができる電気で動く車だからです。(もっとも火星の重力下であんな形状の輸送手段が必要かどうかわかりませんがw)しかし、トヨタのイメージの中にそのようなものはあるでしょうか? せいぜいスマートシティの構想くらいです。今の所このイマジネーションの差がテスラとトヨタの時価総額にも表れているような気がします。宇宙開発草創期の重機や動力は今の所テスラやNASA、中国(最近危うい雰囲気がありますがw)の関係企業が独占する事になるでしょう。

もっと早くから日本も内燃機関以外の動力について研究し、自動車に実装すべきでした。トヨタもプリウスによって世界の車の燃費向上に大いに貢献し革命を起こしました。それは21世紀に入る直前の事でした。しかし、その後20年はどうでしょうか? なにか新しいものができたでしょうか? 水素自動車? また世界にガソスタの代わりに水素ステーション建てるの? これはこれですごい技術ですががっかりです。魅力的な車、という観点からはテスラに遠く及びません。こう言う事を言うと日本ではアンチに袋たたきにあうのですがw  かく言ううちもずっとトヨタの車に乗っています。まぁ、元々奇抜な発想をする会社ではないですからうまくやっていくとは思っていますが、最近のトヨタの乗り遅れ感に危機感と失望を抱いています。日産が同じ事してたらすごいもんもってるな、って全然違う評価になると思いますがw

車に関して言えば内燃機関にも得意分野もあるのでそれぞれの特性に合わせてEV、ガソリン車、その他燃料車などが併存していけばいいんじゃないかと思います。将来的にはガンダムのように小型核融合炉で動く車なんてのもあっていいと思います。トヨタの豊田章男氏も言っていましたが、自由市場の中でユーザーが車を選びガソリン車以外の選択も増えていくのが自然な流れではないでしょうか。今のように政治の力で全てEVにしようとするときっと失敗するんじゃないかな、と思います。だいたいにおいてエリートが理屈だけで突っ走ると大失敗します。理屈はわかるが人間を含めた自然というものをもっと信じた方がいい。

カーボンニュートラル、脱炭素も然りでたしかに化石燃料に頼りきりになると環境によくないでしょう。じゃあ、原子力を推進するのか? たしかに二酸化炭素は出さないけど事故のリスクは日本人なら嫌なほど知っているでしょう。中国が新たに50機くらい原子力発電所を建設するという話を聞いて背筋がぞっとする思いです。では太陽光、風力などのクリーンエネルギー? これで全て賄えたら素晴らしい話ですが安定性と効率において現代文明をこれだけで賄うのは僕の収入で無駄に高いだけの六本木のタワマンの最上階に住むみたいなもので無茶というものです。クリーンエネルギー分野がただの利権の温床になってからのこの十年ほど、クリーンエネルギーの技術確信のスピードが落ちたように思います。レートシンキング(国の莫大な予算から利益を得ようとする事)をし始めると不思議と技術の進歩は止まります。それは新素材の電線で送電効率が20%アップしました、というような話を聞かないのと同じ理由です。

では座して環境が壊れていくの見ていろということか? そんなニヒリズムに陥る事もないでしょう。文明が発達して文明全体で必要な化石燃料の需要が増えれば現在のようにガソリンの値が上がり、エネルギーコストは全世界で上がっていきます。太陽光などクリーンエネルギーはいくら補助金がついても導入コストに見合う効果が得られません。明らかに化石燃料が割に合わなくなってきているのは確かです。

僕が思うに今人類がすべき事は、環境活動家のように声高に温暖化の危機を煽り、規制を強化することではなく、エネルギー分野の革新、ブレイクスルーを促進することです

安定的で安価、そして莫大なエネルギーを人類は必要としています。しかし、これが起こると世界中の既得権益の商売敵になります。既得権益に負けによう、エネルギーベンチャーへの投資、エネルギー、送電業界への参入を容易にする法整備などの環境を整えることです。世界中のエネルギー既得権益を解体、縮小という問題に対峙する時がくるでしょう。

話が思ったより長くなってしまいましたw  

最後に僕が思う、遠い将来(遠すぎない)のエネルギーの姿を書きたいと思います。それは手のひらサイズのガジェットで一軒屋くらいの発電が楽々、安全に無尽蔵に行えるようになる。今のように全ての電力がアップダウンで国から、大企業からもらう、という形ではなく各家庭、小電力ならデバイス自体が発電するという形になるでしょう。東京の空から電線がなくなり、山肌の美観を損なう巨大な送電線、鉄塔がなくなる日が来るはずです。

いつかその日が来る時を願って。

お粗末さまでした。

 

読んでくれてありがとう。

僕はこう思う。

Taiyo Haze