2020狂乱のブラックフライデーが終わり早6ヶ月が過ぎました。光陰矢の如し。
2020 Free or Bargain Plugin Best5 の投稿の後もフリープラグイン、バーゲンの発表が相次いで全て使い切れずに飽和状態ですw
そんな中僕のトラックの常連となりそうなプラグインがありましたので2021 上半期 Free or Bargain Plugin Best3という事で発表いたします。
それでは早速カウントダウン方式で参ります。
Here We Go!!!
3位 Diablo Lite / Cymatics(Free)
サンプルパックのメーカーが出しているドラムエンハンサーのプラグインです。エンハンサーというとわかるようなわからないプラグインなのですが、要はEQやらコンプやらで目立つようにしてくれるエフェクターです。これは特にドラムに特化したプラグインで正直この手のプラグインは癖づいたり、特に低音感が変になる事が多いので好きではなかったのですがこれはサクッと自然にドラムの美味しい感じが作れます。自分でEQとコンプを挿して別個に調整していたのがこれ一つでサクッといけるので非常に時短になります。作り込む楽曲の時は使いませんが、デモや練習用音源を作るときにはとても重宝します。
今回はサクッと系多いですね。僕的にはスナックエフェクターと呼んでます(カリッとサクサク美味しいスナックという事で)。アマチュアユーザーが市場のマジョリティーって事でしょう。時代の流れか。
https://cymatics.fm/pages/diablo-lite
2位 Fresh Air / Slate Digital(Free)
Slate Digital のFresh Airです。Slate Digitalなんで安定のクオリティーです。フリープラグインにありがちな安っぽいデジタルのジャギー感もないですね。
これもエンハンス系、僕的にはスナック系(上記参考)です。DIABOLOに比べて多くの楽器で使えるエンハンサーです。特に中高域〜高域用って感じですね。ミックスの中で埋まったボーカルやギターなんかを聞かせる為に挿す事が多いですね。生系の音を作り込む時はあまり使いません。やっぱり生系って高域がなくなるのが当然で、変にデジタルでいじると一瞬の聞き応えはありますが何度も聞きたいという音にはなりにくいですね。この帯域をデジタルでいじるときは細心の注意を払います。
あと重宝するのはシンセとか明らかな打ち込みの場合ですね。 もともとデジタルエフェクトバリバリの音ですから加工し倒します。押して押して押しまくります。プラグインオフにすると全く違う音が出てきたりするぐらいです。そんなせっかく作ったシンセが埋もれた時はとりあえずこれを挿してみます。すでにEQやコンプは挿しまくってる事多いのでこれ以上トラックをカオスにはしたくないですからw
デモやなんかでサクッと行きたい時もやっぱりこれを使います。
スナック系エンハンサーではこれがオススメですかね。
1位 Chorus JUN-6 / Arturia(Free!)

映えある一位はArturia「Chorus JUN-6」!!
ハードウェアシンセでも有名なメーカーのプラグインらしくアナログライクな音が美しいコーラスエフェクターです。
ROLANDのJuno-6のモデリングシンセからコーラスだけを抜き取って使えるようにしたエフェクターだけあって、皆が想像するこれぞコーラスという音が直ちに手に入ります。意外とプラグインでギタリストが思うこれぞコーラス、というものが見つからず、結局ハードウェアのBOSS CE-300とか持ち出してコーラスをかけるという事をしていました。ストンプ系のプラグインもいろいろ試しましたがなんか嘘くさくていい音がなく、ずっとプラグインでいいコーラスが欲しい、と思っていたのですがついに決定版が来た! という感じです。
バカチョンのスナック系プラグインかと思いきや十二分に音を作りこめます。まぁ、コーラスなんてそんなに弄るパラメータがないと言えばそれまでなんですが。
80年代の往年のコーラスサウンドから、エグめのコーラス、ギターだけでなくボーカルにうっすらかけて揺らしてもいい感じに仕上がります。
とりあえずギタリストには決定版のプラグインエフェクトです。ただ、残念ながら今は有料です(結構致しますね、、)。地道にバーゲンか無料期間を狙ってみてください。
https://www.arturia.com/products/software-effects/modulations-bundle/chorusjun-6
使い切れていないプラグインもありますがそれは年末の総括あたりで発表できればと思います。
Free最高✌
読んでくれてありがとう。
僕はこう思う。
Taiyo Haze