Rocker's Union(仮)概要 - 世界ロック・芸術家協同組合 -

/ World Rocker's & Artists Union 

Rocker's Unionとは

Rocker's Unionはロック文化に携わるロッカーの創作活動、生活・経済の互助、発展を目的とした協同組合です。

ロック文化はステージに立つバンド、演奏者だけによって存在するものではありません。素晴らしいロックジャケット、デザインを描くペインター、驚異のアートフィルムを作る映像コンポーザー、ロッカーを輝かせるウェアを作るファッションデザイナー、スタイリスト、ヘアメイク、音楽スタジオでアーティストと共に知恵を凝らすエンジニア、ライブを最高の体験にするライブ制作関係者、ロックの原点を育くみ続けているライブハウス、etc。

Rocker's Unionはこのように文化活動に寄与し、経済活動を行う全てのロッカー、団体を対象とした協同組合です。

Rocker's Unionへの入会資格、ロッカーの定義

Rocker's Unionの組合員の対象者はアーティストを筆頭にすべてのロッカーです。しかし、無制限に革ジャンを着ているだけの自称ロッカーを受け入れる訳ではありません。いくつかのポリシーと規約を設けます。

・ポリシー

1, ロックとは己に嘘がなく真実と向き合おうとする自由の生き方の事である。

2, すべての人は不完全で過ちも犯す。それぞれのステージで皆進化、成長をしようともがいていると理解、許容する。間違いを犯したら助言に耳を傾け、間違いに陥った人に見返りを求めず手を差し伸べる。

3, いかなる恒常的な破壊活動、テロ行為、暴力、差別を放棄する。

・会員の資格、義務

1, ロッカーで且つクリエイティブワークやロック文化の中で生計を立てている、人生を賭けている。

2, 年に一度活動の報告をRocker's Unionへ報告する。病気、災害等で活動が困難である場合はそれを報告する。

3, 主な収入源がクリエイティブワーク、ロック文化事業である事を証明する。

4, 反社会的勢力でない事を証明する。

5, これらの義務に対し虚偽の報告を行った際は即刻除名とし、Rocker's Unionから受け取った利益を損害賠償として返還する。

 

Rocker's Unionの活動

Rocker's Unionはアーティスト、プレイヤー、技術者、経営者の垣根を越えて互いに知恵と富を分け与えあい、活動、生活を支え合う事を第一目的とします。

Rocker's Unionの活動は大きく分けてPassiveなものとActiveなものがあります。

Passiveなもの。Rocker's Unionは時候に応じて、ロッカーの総意を表明する機関として機能します。

Activeなもの。ロッカーの生活の向上の為、ロッカーによるロッカーの為の事業活動を行い、その利益を会員に還元する。

1,Rocker's Unionはロッカーの声が総意に達した時、速やかにスマートに行動を開始します

芸術家は群れる事を好みません。ロッカーも出自が反体制なせいなのか横の繋がりを持って自らが ”体制” となる事をよしとしない気質があります。しかし、時として大きな力に対抗する為に連携しなければいけない時もあります。

作り手の思いが全く反映されず既得権益化した著作権法、そしてこのコロナ禍においてのライブハウス、ロックミュージックに対する偏見。みんなそれぞれ思いがありながらそれが社会に届く事はありませんでした。その時々、有名人が抗議の活動をしていたりしますが、結局一過的なものなので相手はやり過ごしておしまいで目覚ましい成果が上がった例はありません。社会はより狡猾です。アーティストと違ってそれだけを仕事にしていますので体力も違います。だからロッカーは時に大嫌いなお隣村のロッカーとも知恵を出し合い連携して声を上げねばなりません。

しかし、現状その受け皿となる団体もブレーンも存在しません。ましてロビー活動のコネもノウハウもやりたい人間もいません。逆に現状では関係機関もどこに政策を落とせばいいのか困るでしょう。

そういった時、Rocker's Unionは業界団体として機能を果たします。会員の間でオープンな議論を行い、適切なブレーンと方法を選出し速やかで現実的な実行力のある行動を速やかに行います。

Rocker's Unionはこのような大きな活動をする際の理念を共有します。

Rocker's Unionはいかなる信条、政治的イデオロギー、団体、活動から自由、独立を保ち、

Take and Take.(こちらの利益の為に相手の利益に寄与しない)

の原則を貫きます。たとえそれがウッドストックであってもです。

2, Rocker's Unionの生活・経済互助活動の究極は、Rocker's Unionによるベーシックインカムです。

いくら綺麗事をいっても結局お金は大事です。現在の社会ではお金がなくては高邁なスピリットも維持できません。お金は仕事(労働)をしなければ手に入りません。しかし、芸術家、ロッカーはその才能と裏腹に労働が苦手な人が多く、その仕事に従事する事自体がストレスであり、そのストレスは一定以上になるとアーティストの創造性を蝕みます。また、文化事業は安定的でなく、経済的理由の為に己の理念を手放すか事業を断念するかの岐路に立たされる事がしばしばあります。

Rocker's Unionはロッカーが創作活動において十分な利益を生み出せるように、ロッカー同士の知恵、技術のマッチングを行う事を第一に考えていますが、活動資金、生活資金の給付を行う事も目標とします。これは一般にベーシックインカムと言われているものですが、本来は国やより大きな機関が行うものです。この仕組みが全ての人にとって良い事なのかは不明ですが、アーティスト、ロッカー、文化事業には親和性が高い制度だと考えます。将来的に国などからベーシックインカムが実施されればRocker's Unionのこの活動は縮小しますが、それでも実際的で経済的な互助活動必要になるでしょう。

将来的には恒常的なベーシックインカムを目指します。

・支援金、ローン、教育、奨学金

さしあたっての生活・経済互助活動の一つが一時的な支援金・ローン・奨学金事業でしょう。

エンターテイメント業はいくら仕事がうまくいっていても最も銀行でローンが組みにくい職業のひとつです。それに対しRocker's Unionは経済的な支援を行います。例えばスタジオ建設費用や、住宅ローン、災害、有事の際の運転資金の借り入れを半ばクラウドファウンディングのような仕組みで審査し、資金を集め低金利で貸付するというようなやり方です。あくまで貸付なのでローンを支払っている限りは誰の施しでもなく自分のお金です。低額補助金としてロックアーティストの為の防音マンション住宅補助金などの取り組みも面白いかもしれません。

そして、次に行えそうなのが若い世代に対する奨学金制度です。学校法人に所属していない有望なアーティストなどが創作活動に集中する為に数年分の生活資金を援助するというものです。その期間に芽が出たり道が見えればその若者には最高の幸せです。数年芸術に没頭して芽がでなければそれは本人に才能がなかったのでしょう。若いうちに後顧の憂いなく見切りをつけた方が本人の幸せです。しかし、悶々とやりたかった事をお金の問題で出来なかった過去を後悔するのは不幸でしかありません。その為の数百万円なら安いものなのかもしれません。どちらに転んでも芸術を志す若者にとっては有意義なお金になるでしょう。

更に学校のお勉強ではない本当の教育と教養を望む若者にはRocker's Unionが一緒に親身となって相談、模索、支援を行います。

・Rocker's Unionが会員の公的書類作成の手助け、作成してくれる機関、法務相談、役所窓口、有効な制度の紹介を行います。

また、コロナ禍の補助金や確定申告をはじめお役所へ提出書類を書かなくてはいけない事があります。しかし、一般的な社会人でも面倒な書類作成をロッカー、アーティストが得意なわけがありません。実際、きちんと活動していても書類をちゃんと作成してきてなかったので公的な支援を受けられない人も結構いるような気がします。ましてお得な制度を利用している人は少ないです。訴訟の書類などに至っては右往左往するしかないでしょう。そんな面倒な書類、手続きの手伝い、関係機関の紹介、有償で代行を行います。

3, Rocker's Unionの活動は非営利ではない事業を含む。

Rocker's Unionはロッカー、アーティスト達の綺麗事ではない部分を支援する組合でなければいけません。それには資金が必要です。もし、多額の資金提供と定期的な寄付があれば安定的にハイクオリティーの支援を提供できるかもしれません。しかし、その高い依存状態はロッカーの自由と独立のポリシーに反します。Rocker's Unionも自らがロッカーとして独立を保つ為に最低限の営利事業を目指します。

想定されるのはメンバー同士のマッチング事業、紹介事業、クラウドファウンディング事業。フリーランスの為のHP制作やサービス開発。様々な技術やアイデアの情報発信等です。

しかし、Rocker's Unionで一番取り組みたい事業はアーティストの著作権管理ビジネスです。現在の著作権法はアーティストの思いなど無視されたものになっていますし、JASRAQがほぼ独占しており公正で適切な徴収、配分されているとは思えません。もちろん法律違反状態ではありませんが、99%の市民には関係のない著作権という性質上どうやっても世論の注目が集まることはありません。

ネットとスマホ、AIが普及した今、著作権など自分で管理できるのではないか? 旧態依然としたアナログな徴収方法しかないわけがありません。例えばロックアーティストなら、曲ごとに著作権、楽曲使用契約をユーザーとWEB上で直接締結しても問題ないのではないか? 電子契約で良いし、楽曲によってアーティストの意思で音楽教室の使用フリー楽曲、飲食メインでの飲食店での使用フリーなども決められますし、ブロックチェーンなどの技術を使えばスマートコントラクトに埋め込めるかもしれません。使用報告も楽曲認識ソフトのようなものを使ってスマホで聴き取らせれば時間と場所を自動的に報告し、報告者にはマイニング費用として報酬を支払えばどうか。ネットや放送の楽曲使用なんてAIで行えばJARAQのようなコストもかからないし、コストを抑えればその分著作権者への配分も多くできます。それに例えばセネガルの放送局でRADWINPSの楽曲が使用されたとしてJARAQが徴収できるでしょうか? 相手が善意で報告してくれれば可能かもしれませんが、実際はコストのことを考えると従来の方法では不可能でしょう。実際日本においても徴収したけれど渡す人がいないお金がJASRAQに溜まっています。日本でのこのような新しい著作権徴収への取り組みはAvexと関連会社が行なっていますが、自社アーティストの権益を守らなければいけない立場で公正なものが出来るか心配ですが期待しています。

もしこのような事業がうまくいけば莫大な利益を生むでしょう。しかし、Rocker's Unionが第二のJASRAQになっては意味がありません。Rocker's Unionの事業者の報酬は最大奨学金orベーシックインカムの10倍までとします。責任が重いポジションには優先して利益の配分が行きますが利益が一部の人に集まる事を防ぎます。その代わり、最大10年分その額の給与を保証するなどのハイインカムを設定します。利益はベーシックインカムの拡充、文化への投資、平和、世界の社会インフラへの投資を優先します。

続く